【決定版】ピースボート出航前準備👜~いつからなにをやる??~

コロナ禍も落ち着き、無事クルーズが再開して間もなく1年が経ちます。最近増えている「いつからどんな準備をしたらいいですか??」という質問に今日はピースボートセンター東京スタッフのみしょーがお答えします😊

私自身、スタッフになる前は元々はピースボートの参加者として2回ピースボートに乗ったので、その時の失敗談やこうすればよかったな~等含めて今回はお伝えします💡

これを見ておけば、最低限船には安心して乗れるはず!!もちろんクルーズによって手続きや仕様が変わることはあるので、あくまでも個人的意見(2024年3月時点)として、参考にしてくださいね✨

出航前いつからなにをやる?

出航1年以上ごろ

◆お薬の相談
もし持病などで定期的に飲んでいる専門的なお薬があれば、クルーズ日数+少し多めに持ってきてもらうようにお願いしています。
ちなみに3か月分を一気にお薬を出すことはできないことが多いみたいです。なので過去乗船者の方は、乗船までにお薬をもらうタイミングで毎回少しずつ多めに処方してもらって、それをストックしておく人が多いみたいです💡場合によると思うので、詳しくはかかりつけ医に必ず事情を話して相談しましょう♪

私の場合は、PMS(生理前症候群)がひどくそのお薬を飲んでいましたが、お医者さん相談したところ、保険適用のお薬は長くて2~3か月分しか一気に出なかったので、足りない分は自費としてお金を追加で払ってGETしました👍

出航半年~4か月前

オプショナルツアー申込&お支払い
(10~30代だと日帰りツアーのみで10~20万円分取るのが平均)

→後から取ればいいや!!は絶対NOOOOOO!!!
人気のものは受付開始後数秒で埋まるものも?!!😲(冗談抜き、リアルガチです。)

最近はネット申込ができるようになり、一時保存機能で事前に選んでおいて、受付開始時に送信ボタンを押すだけ。(FAXや郵送もありますが、先着順なのでネットが一番確実)

ピースボートではツアーを取らずに行ける港ももちろんありますが、逆に言えば地球一周の船旅中に数か所はツアーがないと降りれない港や、治安や公共交通機関の便利さなどで自由行動がしにくい場所もあります。ツアー冊子にも目安の記載があるので、必ず1度目を通してくださいね💡

⚠️ツアー取らなかったら&極端に遅れるとどうなる?

私は初めて参加者乗船の時にこれを大失敗。後で取れるでしょってかなり舐めてたんです。
受付開始して数か月後の乗船寸前に予約したら、希望したもののほとんどが取れませんでした。

2回目参加したときもちょっとだけ遅れたんですが、アイスランドのツアーが取れず、キャンセル待ちで直前までヒヤヒヤ・・・😨なんとか2日前くらいに空いたのは奇跡としか言えません。

上記の理由から、できるだけ早く予約しておけば、万が一キャンセル待ちになったとしても、早い順番には入れていると思うので、乗船後に空きが出て行けるようになるケースの確立が上がると思います✨😊

⚠️キャンセルはいつから?早く予約する意味?

下記の期間内はキャンセル料無料!
・日帰りツアー:は出発日(寄港地につく)11日前まで
・宿泊を伴うツアー、電車や飛行機を使うツアー(日帰り宿泊問わず):出発日31日前まで

予約して取れたツアーはもちろん先に支払い必要ですが、お金の許す範囲で乗船前に予約しておいて、キャンセル無料期間中に船内でキャンセルするという手段が定番です💡
クルーズ自体に行くかどうかギリギリまでわからないって人も、とりあえずツアー予約しておくのはこれが理由。

◆パスポート取得・有効期限確認
パスポートコピーの提出などあります。最近は取得までに2週間~1か月ほどかかるところもあるので、余裕をもって先にやっておきましょう!詳しいルールは次の項目で!

出航3か月前(クルーズキャンセル無料期間終了後)

ピースボートクルーズは出航91日前まで無料です!その期間が終わるころから、いよいよ船旅の準備は本格的に🔥

◆必要書類提出
提出期限は必ず守ってください。事情がありどうしても遅れる場合は事前に相談を。渡航に必要な書類なので、遅れると乗船にかかわる可能性もありますが、自己責任なので返金などできない可能性があります。

・パスポート:有効期限が下船日から最低でも+6か月以上のものに限ります。それより短い期間で切れてしまう方は、パスポート更新お早めに。新規取得する場合は、戸籍謄本が必要だったりで以外に書類をそろえるのに時間がいるので、早めに各自治体の案内を確認してください💡

・ESTA取得(アメリカ/ハワイ寄港する場合)
アメリカ入国にはESTA(電子渡航認証システム)の事前申請が必要です。ESTA取得の際にパスポート番号が必要なので、パスポートを取っておかないと、ESTA申請もさらに遅れることになります。これが一番みんなが焦る理由に多いケースです。

ESTAは自己or代理取得(有料)どちらでも構いません。自己取得する場合は項目の選択などこちらからの指示があるので、それを見て申請は必要です。
通常はESTA申請後72時間以内に審査結果が来ますが、今まで見ていると結構この審査が緩くて忘れられているのか、1週間以上しても返事が来ないことも。。。なので、余裕をもって申請しておきましょう。

・証明写真や健康質問書
写真は規定のサイズや規格があります。アレルギーや持病などの確認もあるので、自分で改めて把握しておきましょう!

◆海外保険の加入
海外旅行保険はクルーズ日数分をフルカバーしているものに加入していないと、安全上ピースボートには乗船できません
ピースボートの専任旅行会社ジャパングレイスと提携している、損保ジャパンさんの「地球一周用の海外保険」の案内をお送りします!

⚠️クレジットカードの付帯保険や自己取得はダメ??

一概にダメ!とは言えませんが、正直あまりお勧めはしません。
・クレジットカード:日数が90日までのものが多い・利用条件次第では適用外になる(各自で調べる必要あり)
・別会社で自己取得:地球一周や船旅専用ではないので、いざ保険使おうとすると、事実確認でかなり時間や労力が必要だったり、保険金が下りなかったという事例もあり・保険申込の書類コピーなど提出書類が増える場合あり。

少しだけ高くなる可能性もありますが、こういった手間や安心感も考えると、専用の保険で入っちゃったほうがいろいろと楽ですし、最近はこの紹介の保険に入る方がほとんどに感じます。

⚠️どのプランがいいの?

年齢によって異なりますが、今回は39歳以下の方向けにお伝えします。
損保ジャパンさんの専用保険だと、大きく分けると値段安めの¥25,000 or 値段高めの¥10~15万くらいの2つに分かれます。ここで大体みんな安いほうを選ぼうとしがちですが、経験者としては3か月安心して過ごすために後者がおススメ!!!

安いのと高いので何が違うの?

どちらのプランでも携行品被害(破損や盗難)や、怪我(捻挫等)の保険は基本入っています。
ですが安いほうのプランだと、疾病保険(風邪や腹痛等)が入っていないのが難点。3か月こういった病気にかからないようにとびくびくして過ごすくらいなら、ちゃんと保険に入ってたほうが有意義に過ごせます。

ちなみに私の友達は船内でインフルエンザにかかり、別室で役1週間隔離+診察料など諸々で約10万かかっていました。下船後申請して無事お金が返ってきたそうで、ちゃんとした保険のほうに入っててよかった~と言ってました😂
保険ってある意味【安心を買う】ようなものなので、ここは出し惜しみせずしっかり考えて選ぶことを推奨します!

出航2か月前

◆持ち物の準備、外貨両替
↓準備物や船への事前郵送、外貨両替(船では基本両替はしません、事前に持っていく必要あり)についてなど記載しています

◆ご精算

・出航50日前まで:旅行代金の残金(申込金以外)、諸経費(ビザやチップ代など約¥28万)類
・その他:支払い忘れはない??ツアー代なども払ったか確認を。

出航1か月前

◆最終案内
・荷物郵送について案内:事前郵送可能!詳しくは上の持ち物の記事へ
・出発当日の案内:詳しい集合時間や持ってくるものなど
・ご家族へ連絡方法をシェア:いまは携帯もありますが、国際電話やFAXなど船との通信手段もあります。連絡方法を記載した用紙もあるので、大切な方にはシェアしておいてあげると安心です。

◆前泊のホテルや移動手段確保
基本は前泊をおすすめ。当日に天候や公共機関の関係で集合時間に遅れても基本的に待つことはできません。

◆携帯電話などのプラン確認
海外利用の場合は、データローミングの設定(ご自身の契約の携帯会社へ自己確認)や、海外でのプラン・利用方法確認しましょう。

⚠️おススメの通信プランや会社はある?

※ここでは寄港地(陸にいる時)のお話です。船の上ではどんな海外プランでも対応はしていません。別途船の有料Wi-Fi(スターリンク)購入が必要です。現時点では1GB=10ドルでピースボート船内にてご案内中。

>最近地球一周で人気なのは「楽天モバイル」📱

月2GBまでなら海外で利用できるし、日本での基本料金も安いのでかなりの人が使っていました。全寄港地ではないけど、大抵の国には対応していて使いやすいし、地図や寄港地の情報を調べるくらいならそう簡単に2GBは行かないので(動画とか画像とか見まくったら話は別)、途中で楽天モバイルに変えてる人もいました!
今後もこのプラン続いてくれたらいいなあ~。。。

>E-SIMも利用者多い!

最近だと「E-SIM」というネット上で買える電子版SIMがかなり普及しているので、ESIMを買える「Airalo」というアプリを事前ダウンロードして、前の寄港地でネットが使える間に、次の寄港地分のESIMを買うという手段を使っていました。値段は国や地域によって違うけど、1GB5ドル前後とかなので、割とお手頃です!
携帯を使い慣れている世代なら、わざわざ海外用のポケットWi-Fiを借りるほどでもないかな~と思います。

>みしょー場合①:経費削減のため携帯を休止

これは5年前・7年前に行った時ですが、当時au契約で月1万2千円ほど払っていたので、出航前日にショップに行って休止届を出しました。携帯番号やメアド保存などの代金で月数百円はかかるけど、普通に契約続けるより安かった!
au回線は使えないけど、Wi-FiがあればLINEなどはできるので、寄港地で無料のWi-Fiつながるときに連絡してました。ある意味一番削減できるし、携帯に縛られて生活せず、手探りで寄港地回るのも楽しかったです(笑)

>みしょーの場合②:ahamo(ドコモの格安版)

115回(2023年)に乗ったときは、出航前にahamoの月々2980円20GBまでのプランで契約。海外でも月20GBまでそのまま使えるとあったので、これだ!!!と思い選んだのですが、あとから落とし穴に気づき衝撃。
海外利用の場合は、海外での利用開始日から2週間のみだったんです。1か月20GBじゃないんか~~い🤯💔(後から見たらめ~~~っちゃ小さい文字で書いてあった。泣)なので私はヨーロッパの寄港地ラッシュが始まる最初のころに利用を開始して、2週間で7~8寄港地くらい使ったかな~。

出航直前

◆アプリダウンロード
寄港地で使えるアプリを日本にいる間に入れておきましょう!現地のWi-Fiなどだと電波弱くて入れれないことも。
日本だとオンラインで使えちゃうので忘れがちなのですが、アプリ内でのデータダウンロードなどしているとオフラインでかなり使えます。実際使ってよかったものをいくつか挙げておきます♪

①GoogleMAP ②MAPS.ME
オフライン地図も使えるのがこの2つ、行きたい国や町は事前にダウンロードしておこう💡

③Google翻訳
同じく使いたい言語を事前ダウンロードしておけば、オフラインでも翻訳してくれる万能アプリ。
日本語のダウンロードもしていないと翻訳できないので忘れないで(笑)最低限英語・スペイン語・中文・ポルトガル語・韓国語あたりは入れておくと良し◎

④Uberタクシー
事前に料金も確定できるしぼったくり防止できるので使い勝手抜群。流れのタクシーはなかなか見つからないこともあるので安心です。アジア圏でいくつか対応していない国もありましたが基本使える!!

⑤Airalo
ESIM(電子版SIM)を買えるアプリ。全世界共通でギガ数・日数が多いSIMは魅力ですが、結構現地で電波つながらないことも。範囲が広いESIMよりも、国ごととかで買ったほうが電波はよかったです💡

⑥Currency
通貨換算アプリ。たとえば1ドルだとこの国はいくら分と、一覧で表示されるので、一瞬でいくら分か見れます。電卓機能も付いていてお買い物の値段交渉にも使える優れもの。似たようなアプリは様々あるので使いやすいものを選びましょう。

⑦WaveCAST
船内企画で海外ゲストを迎えた際に、同時通訳をしてくれるアプリ。(イヤホン必要)使い方はまた乗船時に。

⑧Feem
船は基本オフラインなので、写真交換は基本Apple製品(iPhone等)ならAirDlopが最強です。Androidの方はニアバイシェアという機能があるみたいですが、なかなかうまくいかないことが多いみたい。
日本シェア率はiPhoneがやはり高いので、ここで写真がもらえなくて嘆くことになるのはandroid勢…😭
そんな時にこのFeemアプリ!!iPhone・Androidユーザーどちらもダウンロードしている必要はありますが、誰かが持っていればこの2者間でアプリを通してオフライン写真交換ができるので、超絶救世主になれます(笑)✨

◆寄港地調べ
私は全く調べずに行って十分楽しみまくったけど!🔥(笑)
出航後でも調べることは可能ですが、事前に調べておいて損はなし!歴史背景や、観光地間などの距離や手段など、何となくでも知っていたら、もっと楽しめたかも?とは思います^^

そもそもなんの観光地があるのかわからん!って方は、オプショナルツアーの冊子の各寄港地最初のほうのツアー(A~Cあたり)が王道の観光地多いので、そこに記載してある観光地を調べてみるといいですよ💡

出航当日

◆チェックイン受付票
最終のご案内時ごろにお届けします。必ず当日持参を

◆パスポート
これがないと出国できません。間違えて事前郵送荷物に入れないでください😂

◆クレジットカード
乗船時にお部屋のカードキーと連携作業をします。船内の有料精算に使用します(船内では現金払いは扱っていません)
引落し銀行にちゃんとお金を入れておきましょうね~!

◆集合時間絶対に遅れないで!!(置いて行かれます)
最終案内にある集合時刻は、乗船できる〆切時間です。それ以降は乗船お断りする場合があります、余裕をもって船に乗りましょう。※ピースボート側の理由ではなく出国審査や手続きなどの関係で待てません。
横浜大さん橋ターミナルだと、最寄りの日本大通り駅から荷物をもって歩くと最低でも15~20分ほどはかかります👣👜

出航地にお住まいが近い方でも、当日急な公共交通機関の乱れなどの可能性も0ではないので、特に午集合の場合なら、ターミナルまで徒歩圏内に前泊するのが一番安心。(強制ではないです!)

◆保険証書の原本※自己取得の方のみ
旅行会社ジャパングレイスと提携の損保ジャパン保険に加入の方は、こちらで管理しているので大丈夫です^^
自己取得の場合は原本持参必要!

◆出航の瞬間はぜひデッキで🚢✨

荷ほどきをしている間に出航しちゃってた~~😨💦ってことがないように(笑)
出航時間30~1時間前から出航式も始まるので、ぜひデッキに出て空気を味わってください。

「いってきま~す!!」「いってらっしゃ~~い!!」と響き渡るみんなの声や、
岸壁から船が離れた瞬間のゾクゾク・ワクワクは一生忘れられない光景になります!!!🌎

出航半年前以降の郵送物はすぐ開けよう!

さあここまで読んでみて、意外にやることあるなあ~と感じた人もいるかもしれません。
まとめてみると大変そうですが、どれも余裕をもってやってしまえば意外に私は簡単でした👍

ここまで書いた通り、半年前を切ってから届く郵送物はツアーや必要書類などなど、本当に大事なもの&〆切があるものばかりです。封筒には気づいてたけど、中身を見てなくて大慌て💦なんてことがないように、届いたらすぐ確認のクセを付けておいて下さいね💡

なにかあれば、いつでもピースボートセンターのスタッフを頼ってくれたら嬉しいです💓

旅は申込した時から始まっている

クルーズへまず1歩踏み出してみたその時から、旅はもうスタートしています!

出航までの間に、不安や問題ゼロで行ける人なんてまずいないと思ってください。みんなあなたと同じように、家族・仕事・金銭面・・・いろんなことで悩みながらもまずはちょっとでも地球一周の船旅へ近づけるように、1歩1歩頑張っています✊

それはボランティア割引をこまめに貯めるでも、イベントに参加して情報を集めてみるでも、たまにスタッフやお暗示クルーズのメンバーに連絡して気持ちをつなぐでも、何でもありです。
厳しい言い方になるかもしれないけれど、行けない理由を探してたらたぶん一生ピースボートには乗れません。まずはちょっとでも・少しずつでも行ける方法を探して動いてみて、ワクワクするところから始めてみませんか?!✨💓

もしそうして進んでいく中で、最初の目標クルーズに間に合わなくても、また次のクルーズにお席を移動したりもできます。
乗る方法はいくらでもあるのでどうかスタートに立つ前に諦めないでくれたら嬉しいです😊一緒にピースボート目指してサポートしていきます✨